事業再構築補助金|申請ガイド|将来の展望 2021.08.052023.02.12 特集:事業再構築補助金 申請ガイド 目次申請の考え方|申請の流れ|将来の展望|取組内容申請経費|審査基準|申請条件|補助金額 1.マーケティング ポイント1.『市場分析』で勝算を説明する事業は、「やりたい」だけでは、どんなに頑張っても成功しません。「どういう市場で、どういう競合がいるが、それでも勝算がある」ということを、材料を集めて説明しましょう。 ポイント2.『集客策』の適切性を説明する『取組内容』の中で、『集客策』も必須であることを説明しました。その『集客策』がどうして適切なのか、市場の状況、競合の状況、自社のリソースなどを踏まえて説得します。 2.収支計画 ポイント1.適切な収支モデルを作る売上規模に合わせて、運営経費も変化するはずです。『売上』は、顧客単価×顧客数をしっかりモデリングしましょう。『運営経費』は、固定費・変動費を洗い出して、しっかりモデリングしましょう。 ポイント2.収支計画は2~3種類『収支計画』は、変動要因をしっかり整理して、順調モデル、現実モデル、少し伸び悩んだモデルというように、実際の収支がイメージできるように計画を立てましょう。『少し伸び悩んだモデル』の場合に、その要因が何か、その場合にどうするのかを、しっかり検討し、対策を立てておきましょう。 3.中長期計画 ポイント1.過去から未来へつなぐ融資・投資のための事業計画書のように、細かい経費などの表は不要です。収支計画でモデリングしたものを整理して、丁寧に説明するようにしましょう。令和元年~令和2年の収支は、今後の戦略に影響を与える要素です。どういう要因で、どう推移したのかも、きちんと説明しておきましょう。 ポイント3.3~5年分の表を作成する電子申請に入力するデータと異なる数値等にならないよう、表をしっかり作ってから入力するようにしましょう。生産量増や雇用など、様々な要因で売上・人件費が上がっていくはずです。どういう要素がいつ頃起きる/起こす予定なのか、その実現性はどうなのか、きちんと分析して、補足説明しておきましょう。 事業再構築補助金の交付申請って何?実績報告の必須事項が知りたい経費計画の上手な組み立て方が知りたい事業再構築補助金の成長枠って何?事業再構築補助金、計画書の作り方が知りたい