小規模事業者持続化補助金と併用できますか?

東京都 創業助成金の公募要領

2024年度第1回募集の公募要領では、p21に、以下のように書かれています。

他の助成金・補助金を受けている同一経費は助成対象になりません。ただし、賃借料等、継続して支払われる経費は、助成対象期間(※)の重複がなければ、助成対象物(物件等)が同一であっても助成対象となります(下表のケース B に該当)

このように、同一内容・同一経費でなければ、『東京都 創業助成金』としては、基本的には問題なさそうです。

小規模事業者持続化補助金の公募要領

2024年5月8日版の公募要領では、p7に、以下のように書かれています。

同一内容の事業について、国が助成(国以外の機関が、国から受けた補助金等により実施する場合を
含む)する他の制度(補助金、委託費、公的医療保険・介護保険からの診療報酬・介護報酬、固定価格
買取制度等)と同一又は類似内容の事業

持続化補助金では、同一の補助事業(取組)について、重複して国の他の補助金を受け取ることはで
きません。他の補助金を受給しているか受給予定の方は、補助金を受け取ることが可能か、必ず、双
方の補助金事務局等に、あらかじめご確認ください。

このように、東京都の補助は、国の補助ではありませんから、『小規模事業者持続化補助金』としても、基本的に問題なさそうです。

補助金の二重取りに注意する

併用できるからといって、同じ経費で、『国でも東京都でも』ともらうようなことはやめましょう。

補助金は、ふさわしくない支給については、事務局に、支給しない権限があります。
加えて、最悪の場合には、採択辞退が取り消される可能性があります。

気を付けなければなりません。

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