はじめに
本記事は、あくまで弊社の経験等に基づくもので、「こうすれば大丈夫」というようなものを指南するものではありません。その点は、ご注意くださいませ。
とはいいましても、自社でも本補助金には採択されておりますから、実態をご紹介し、ぜひ、皆様の申請・計画書作成のお役に立てればと思います。
実際に採択された弊社の計画では…
その1、その2、その3のどこにも、経費の予算に関する記述はありません。それでも、採択されます。そのため、経費の内容も、変更をある程度想定した内容にしておくことをお勧めします。
なんでそんな荒い内容で問題ないのか
このように、経費計画がザックリで構わない理由には、2つの理由があると思います。
- 経費の詳細については、『交付申請』でみっちりチェックするので、『計画申請』の際には、予算総額と資金調達ぐらいしか見ていない。
- おかしい経費は、『実績報告』の際にはじけばよいので、『計画申請』の段階で細かく見る必要がない。
経費は、「こういうことをやりたい！」と書く部分です。多くの方にとって書きやすいようで、皆さん、細かく書きたがります。しかし、先述のように、今細かく書いてしまうと、実施の際に余裕がなくなってしまいます。
意味のないことに、時間を使わないようにしましょう。
さいごに
採択の勝負は、経費の細かさではありません。あくまで、『審査基準』の記述が採択のポイントです。
経費計画を細かく練って書きすぎて、『他の重要な内容を書き漏れる』『採択後に柔軟に使えない』ようなことにならないよう、注意しなければなりませんね。