1.補助金なら設備・備品の購入が補助対象になる
事務所系の設備・備品
デスク、テーブル、ソファ、パーティション、書類棚、空調関連機器、LED、専門的なソフトウェアなど。
飲食系の設備・備品
冷凍冷蔵庫、コールドテーブル、グリル、鍋、低温調理機、おしゃれな食器など。
美容系の設備・備品
シャンプー台や、美容機器・脱毛器、給湯器、マネキン、カット見本、雑誌など。
新しいスマホとパソコンを買いたいんですが、補助対象になりますか?
残念ながら、スマホやパソコンは、補助対象になりません。
うちは美容院なんですけど、そうなると『飲食系』のものは補助対象になりませんか?
そんなことはありませんよ。例えば、飲食店以外のお客様が、『タピオカアイスティーを提供したい』というような場合に、そのための設備の購入やチラシの作成などで採択された例もあります。
新しい取り組みを行う場合に、それに必要な設備・備品の購入は、広く補助対象になります。
2.申請上の注意点
補助対象になるかならないかは、何を見ればわかりますか?
まずは公募要領です。ただし、公募要領に網羅されているわけではありませんので、そういう場合には、補助金事務局に確認する必要があります。
物の購入は、どこで買っても問題ありませんか?
いえ、物の購入には、難しくはないですが、細かいルールがあります。そのため、以下を推奨しています。
- 大手のオンライン通販(Amazon/楽天等)で買う
- デビットカードで買う
- 中古は買わない
店頭や非大手の通販で買う場合、必要な書類が増える場合があるので、注意が必要です。また、現金や後払い型のクレジットカードで買った場合、補助対象にならない場合があるので、こちらも注意が必要です。
3.小規模事業者持続化補助金の場合
補助対象になる経費
高齢者・乳幼児連れ家族の集客力向上のための高齢者向け椅子・ベビーチェア・衛生向上や省スペース化のためのショーケース・ 生産販売拡大のための鍋・オーブン・冷凍冷蔵庫・ 新たなサービス提供のための製造・試作機械(特殊印刷プリンター、3Dプリンター含む)・ 販路開拓等のための特定業務用ソフトウェア(精度の高い図面提案のための設計用3次元CADソフト、販促活動実施に役立てる顧客管理ソフト等)・ 自動車等車両のうち「減価償却資産の耐用年数等に関する省令(昭和40年大蔵省令第15号)」の「機械及び装置」区分に該当するもの(例:ブルドーザー、パワーショベルその他の自走式作業用機械設備) (補助事業計画の「Ⅰ.補助事業の内容」の「3. 業務効率化(生産性向上)の取組内容」に記載した場合に限り)管理業務効率化のためのソフトウェア(クラウドサービス含む) ※2022年12月16日版
補助対象にならない経費
自動車等車両(「減価償却資産の耐用年数等に関する省令(昭和40年大蔵省令第15号)」の「機械及び装置」区分に該当するものを除く)・ 自転車・文房具等・パソコン・事務用プリンター・複合機・タブレット端末・WEB カメラ・ウェアラブル端末・PC 周辺機器(ハードディスク・LAN・Wi-Fi・サーバー・モニター・スキャナー・ルーター、ヘッドセット・イヤホン等)・電話機・家庭および一般事務用ソフトウェア・テレビ・ラジオ・その他汎用性が高く目的外使用になりえるもの・既に導入しているソフトウェアの更新料(ある機械装置等を商品として販売・賃貸する事業者が行う)当該機械装置等の購入・仕入れ(デモ品・見本品とする場合でも不可)・単なる取替え更新であって新たな販路開拓につながらない機械装置等・古い機械装置等の撤去・廃棄費用(設備処分費に該当するものを除く)・船舶・動植物 ※2022年12月16日版