商工会議所と商工会は、何が違うのですか?|2022年8月版|小規模事業者持続化補助金

こんにちは、補助金オンラインです。『小規模事業者持続化補助金』の申請では、書類の提出が必須となる『商工会議所』や『商工会』。その他にも、『認定支援機関』として書類を発行してもらったり、『融資』の相談をしたり。様々な場面で頼ることになる『商工会議所』と『商工会』。何が違うのでしょうか。確認してみましょう。

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まずは、『組織』が全く異なります。『商工会議所』を統括している団体は、『日本商工会議所』です。『商工会』を統括している団体は、『全国商工会連合会』です。

『商工会議所』は、例えば東京では、特別区、つまり23区ごとに設置されています。商工会議所は、かなり大きな規模の商業団体で、中小企業だけでなく、大企業も加入しています。

一方の『商工会』は、主に町村単位で設置されているのが普通です。主に地域の中小企業や個人事業主が加入しています。『商工会議所』に比べれば、比較的小さな組織です。

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なお、設置の目的は、ほとんど似たようなものです。

  • 商工会議所は、その地区内における商工業の総合的な改善発達を図り、兼ねて社会一般の福祉の増進に資することを目的とする。(商工会議所法6条)
  • 商工会は、その地区内における商工業の総合的な改善発達を図り、あわせて社会一般の福祉の増進に資することを目的とする。(商工会法3条)

このように、組織としての役割はほとんど変わりません。ですから、相談するとしたら、どちらに頼るかは、どちらが事業所に近いかという観点で選べばよいと思います。

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商業団体経由でお金を借りる場合、審査が有利だったり、利息にメリットがあったりします。まずは相談して、どんな場面でも、有利に制度を使えるようにしておきたいですね。それでは。

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