こんにちは、補助金オンラインです。補助金と給付金は、目的が異なる、全く別の制度です。具体的にどう異なるのか、確認してみましょう。
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『給付金』、例えば、『持続化給付金』や『事業復活支援金』は、新型コロナの影響を受けた事業者に対して、『売上を補填すること』が目的になっています。そのため、『売上が下がっていなければ申請不可』となっていました。
一方の『補助金』は、『事業拡大の支援』が目的になっています。そのため、『事業再構築補助金』のような一部の特例的なものを除いて、『売上が上がっていても申請可能』となっています。
ただし、コロナ対策の特例で、『売上が下がっている場合』に、『補助金』の申請上有利に扱われたり、増額になったりする場合もあります。とはいっても、やはり『補助金』と『給付金』は別物です。
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このように、補助金と給付金は、本来全く別の制度なので、給付金をもらっていても、補助金を申請して、別途支給を受けることが可能です。
ただし、一部の補助金は、特例的な意味があるため、給付金と補助金に関連がある場合もあります。例えば、『事業再構築補助金』では、『休業協力金』等を受給している場合、支給額が減額される場合があります。
このような制限は、1つ1つの補助金の公募要領を確認してみるしかありません。注意が必要です。それでは。