補助金計画書の作り方

補助金計画書の作り方

公式の『記載例』

持続化記載例_20200327

  • 上のファイルは公表されている『記載例』ですが、あくまで例でしかありません。
  • 本補助金のリリースから時間がたち、多くの小規模事業者が、2回目・3回目の申請にチャレンジしています。
  • 『記載例』のような内容の計画では、現実には通りづらくなっていると考えられます。
  • 公表されている審査基準を満たすように、じっくり練って書かなければなりません。

補助金計画書の審査基準

一般審査基準
基本事項
  1. 必要な提出資料がすべて提出されていること
  2. 「2.補助対象者」(P.48~50)・「3.補助対象事業」(P.51~53)の要件に合致すること
  3. 補助事業を遂行するために必要な能力を有すること
  4. 小規模事業者が主体的に活動し、その技術やノウハウ等を基にした取組であること
減点事項
  • 小規模持続化補助金は、毎年申請できます。運が良ければ、毎年もらうことも可能です。
  • ただし、同じ内容の計画では採択されません。また、過去に採択があった会社には、採点時に減点があります。減点をはねのけるだけの企画をしなければなりません。
加点審査基準
◆自社の経営状況分析の妥当性
  • 自社の製品・サービスや自社の強みを適切に把握している
◆補助事業計画の有効性
  • 補助事業計画は具体的で、当該小規模事業者にとって実現可能性が高いものとなっているか
  • 地道な販路開拓を目指すものとして、補助事業計画は、経営計画の今後の方針・目標を達成するために必要かつ有効なものか
  • 補助事業計画に小規模事業者ならではの創意工夫の特徴があるか
  • 補助事業計画には、ITを有効に活用する取り組みが見られるか
◆経営方針・目標と今後のプランの適切性
  • 経営方針・目標と今後のプランは、自社の強みを踏まえているか
  • 経営方針・目標と今後のプランは、対象とする市場(商圏)の特性を踏まえているか
◆積算の透明・適切性
  • 事業費の計上・積算が正確・明確で、事業実施に必要なものとなっているか

計画書に書くべき内容

経営計画書
1.企業概要
  • 今回申請する事業の全体像や、立地、従業員の勤務状況などを記載します。
  • 売れ筋3商材や、年間・週間の売り上げ状況、顧客の傾向などを記載します。
  • 現在の経営課題を記載します。
2.顧客ニーズと市場の動向
  • 現在の市場の全体像と、所属しているエリアなどにおけるポジショニング・集客のトレンドなどを記載します。
  • 現在の競合やベンチマーク企業の状況を記載します。
  • どういう取り組みが望ましいか記載します。
3.商品・サービスの強み
  • 商品・サービスの特徴を2~3つ記載します。
  • 強みをどのように活かすのが良さそうか記載します。
4.経営方針・目標と今後のプラン
  • これまでの売上・経営の概況と中長期の目標を記載します。
  • 取り組みの方針や市場へのアプローチを記載します。
補助事業計画書
2.販路開拓等の取組内容
  • ウェブ集客の方針について記載します。
  • エリアマーケティング(新聞折込・ポスティング)なども盛り込みます。
  • その他、ノベルティによる集客促進などについて盛り込みます。
4.補助事業の効果
  • 現在の市場の全体像と、所属しているエリアなどにおけるポジショニング・集客のトレンドなどを記載します。
  • 現在の競合やベンチマーク企業の状況を記載します。
  • どういう取り組みが望ましいか記載します。
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