補助金申請の際の注意点|各補助金共通 2023.01.302023.01.29 補助金申請の際の注意点各補助金 共通 1.補助金計画書のテンプレートに気を付ける2021年、事業再構築補助金にて、ある特定の事業内容について、テンプレートを用いて同じ内容の申請をした事業者について、全事業者の採択が取り消されました。『採択計画書の使いまわし』等が発覚すると、採択取消となる旨、公募要領にも記載されています。必ず、オリジナルで作成するようにしましょう。 2.資金調達は信用金庫を中心に補助金は、使った経費のキャッシュバックです。経費を使う資金がないという方は、金融機関から、『補助金が入金されたら返す』という形で、融資を受けましょう。その資金調達に成功すれば、事実上、補助金の先払いを受けたような状態を作れます。このような資金調達は、『交付決定通知書』がなければ実施されません。早めに『交付決定通知書』をもらえるように取り組みましょう。◆ 融資相談の際の注意メインバンクがないような場合には、信用金庫等に相談してみると良いと思います。信用金庫は、小さい事業者に対して、親身になってくれる可能性が高いです。信用金庫の担当者が、親身である・補助金のことを熟知しているとは限りません。あまり反応が良くなければ、他の信用金庫をあたりましょう。だいたい、3~4つの信用金庫を回れば、親身な担当者に出会えると思います。1つで切ない対応をされても、あきらめずに、複数の信用金庫を回ってみてください。 3.収益納付に気を付ける補助金では、事業実施期間内に発生した売上・利益について、補助金を減額するルールがあります。必ず公募要領を確認して、『収益納付』に上手に対応するようにしましょう。◆ 収益納付を回避する方法『ECサイトを作成した場合』『新製品を開発した場合』『機械を購入した場合』などは、完了したらすぐに、実績報告をしましょう。そうすることで、売上が『収益納付』の対象にはならなくなります。