元手となる資金がない場合
補助金を利用して資金調達できます
申し込みは『交付決定』を受けてから行います。採択後の修正を急ぐ理由の1つです。
『手形貸付』などを活用するのが通常です。実施されたら、『事実上、補助金の先払いを受けた状態』になります。申込から融資までは、最短2週間程度ですが、金融機関・担当者によっても異なります。まずは早めに相談しておきましょう。
補助金を利用した資金調達の根拠
◇ 金融庁の取り組み
- 補助金交付までの間の事業資金に対するつなぎ融資の円滑化を図るための要請について
(https://www.chusho.meti.go.jp/keiei/sogyo/2013/131106tunagi.htm)
◇ 高額補助金向け制度
- つなぎ融資を円滑化:ものづくり補助金で新制度
(https://www.talking-news.com/post/tsunagi) - ものづくり補助事業におけるPOファイナンスの利用について
(https://www.chuokai.or.jp/hotinfo/30monohojyo_pof20190416.html)
◇ 東京都の方針
よくある質問
Q.税金等の未払いがあるため、無理だと思います。
上記のような経営者はたくさんいます。絶対とは言いませんが、税金や社会保険料の滞納があるような場合でも、補助金に採択されている場合、多くの方が融資を受けられています。『補助金が入金されたら、その補助金で返済する』という形式の借り入れが可能です。ぜひ、地域の信用金庫などに相談してみましょう。
Q.銀行に行ってみましたが、断られました。
私が初めて補助金に採択された際も、4つの信用金庫を回りました。大手銀行・都市銀行は、小額の補助金では門前払いされるケースが少なくないようです。
一番手軽な金融機関は信用金庫です。地元の信用金庫を複数あたってみましょう。なお、担当者によって、対応は大きく異なります。補助金のことを分かっていない担当者に当たったら、その金融機関からの融資を諦めるという判断も重要です。