計画書作成の視点|持続化補助金
公式の記載例
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一般的審査基準

基本事項
- 必要な提出資料がすべて提出されていること
- 「2.補助対象者」(P.48~50)・「3.補助対象事業」(P.51~53)の要件に合致すること
- 補助事業を遂行するために必要な能力を有すること
- 小規模事業者が主体的に活動し、その技術やノウハウ等を基にした取組であること
減点事項
- 小規模持続化補助金は、毎年申請できます。運が良ければ、毎年もらうことも可能です。ただし、同じ内容の計画では採択されません。また、過去に採択があった会社には、採点時に減点があります。減点をはねのけるだけの企画をしなければなりません。
加点審査基準

自社の経営状況分析の妥当性
- 自社の製品・サービスや自社の強みを適切に把握している
積算の透明・適切性
- 事業費の計上・積算が正確・明確で、事業実施に必要なものとなっているか
経営方針・目標と今後のプランの適切性
- 経営方針・目標と今後のプランは、自社の強みを踏まえているか
- 経営方針・目標と今後のプランは、対象とする市場(商圏)の特性を踏まえているか
補助事業計画の有効性
- 補助事業計画は具体的で、当該小規模事業者にとって実現可能性が高いものとなっているか
- 地道な販路開拓を目指すものとして、補助事業計画は、経営計画の今後の方針・目標を達成するために必要かつ有効なものか
- 補助事業計画に小規模事業者ならではの創意工夫の特徴があるか
- 補助事業計画には、ITを有効に活用する取り組みが見られるか
『経営計画書』作成の視点

1.企業概要
- 今回申請する事業の全体像や、立地、従業員の勤務状況などを記載します。
- 売れ筋3商材や、年間・週間の売り上げ状況、顧客の傾向などを記載します。
- 現在の経営課題を記載します。
2.顧客ニーズと市場の動向
- 現在の市場の全体像と、所属しているエリアなどにおけるポジショニング・集客のトレンドなどを記載します。
- 現在の競合やベンチマーク企業の状況を記載します。
- どういう取り組みが望ましいか記載します。
3.商品・サービスの強み
- 商品・サービスの特徴を2~3つ記載します。
- 強みをどのように活かすのが良さそうか記載します。
4.経営方針・目標と今後のプラン
- これまでの売上・経営の概況と中長期の目標を記載します。
- 取り組みの方針や市場へのアプローチを記載します。
『補助事業計画書』作成の視点

2.販路開拓等の取組内容
- ウェブ集客の方針について記載します。
- エリアマーケティング(新聞折込・ポスティング)なども盛り込みます。
- その他、ノベルティによる集客促進などについて盛り込みます。
4.補助事業の効果
- 現在の市場の全体像と、所属しているエリアなどにおけるポジショニング・集客のトレンドなどを記載します。
- 現在の競合やベンチマーク企業の状況を記載します。
- どういう取り組みが望ましいか記載します。