20201008|小規模事業者持続化補助金 申請相談 申請に関するコラム 2022年3月版|ウェブサイト関連費の概要2022年3月版|申請上の注意2022年3月版|補助金の概要2022年3月版|賃料補助の申請方法持続化|審査基準の整理持続化|経費の組み立て方持続化|計画書作成の視点持続化|業種別人数制限の考え方持続化|翌年以降もにらんだ申請持続化|コロナ特別対応型の申請上の注意 補助金の概要 補助内容使った対象経費の3分の2が、補助金としてキャッシュバックされます。通常、50万円分までが、補助金としてキャッシュバックされます。※上限が100万円となる場合があります申請対象正社員20名以下の中小企業※業種によっては5名以下個人事業OK補足病院・クリニックは、補助対象外となっています。風俗営業系は、通常補助対象外ですが、2020年は特例的に申請できる業種が定められています。 補助金をもらう流れ 申請モデル小規模事業者持続化補助金 2019年5月分2019年2020年5月7月1月2月3月計画申請採択交付決定実績報告支給額決定振込申請入金 本補助金の補助対象 ウェブ施策設備購入人件費折込・ポスティング改装・各種工事資料購入・調査ウェブ施策に取り組みたいホームページ・ランディングページの制作費が対象になります。インターネット広告費も対象になります。設備を購入したい飲食店では、厨房機器の他、食器やテーブル・椅子なども対象になります。美容院では、給湯器・シャンプー台・エステ機器など、幅広く対象になります。その他の一般企業などでも、会議用のパーティションや音響設備など、幅広く対象になります。雇用を強化したいアルバイトや契約社員の人件費が対象になります。※正社員は対象になりません。折込・ポスティングで集客したい新聞折込・ポスティングとも、補助対象になります。さらに、チラシ・割引券などのデザインや、集客強化のためのノベルティも、補助対象になる場合があります。改装工事・その他の工事をしたい集客に役立つ工事は、幅広く対象になります。※空調工事、外壁塗装、内装工事、照明工事、看板設置 他資料の購入や市場調査をしたい書籍の購入及び市場調査や資料の購入等は、補助対象になります。※報告書などを提出する必要があります 作成書類の全体像 様式1 様式2 様式3 様式5 内容 押印書類 計画書 計画書 押印書類 所要時間 2~3分 数時間~数日 1~数時間 2~3分 概要 様式1/5は、名前・住所等を書いて、押印するだけなので簡単です。 様式2は、補助金の目的や費用対効果などを、丁寧に記載する必要があります。 様式3は、補助金で使いたい経費を一覧表にまとめます。 計画書作成の視点 公表されている作成例 持続化記載例_20200327※現在、応募者数が多いため、この程度の記載では通りません。 公開されている審査基準 自社の経営状況の分析の妥当性 自社の製品・サービスや自社の強みを適切に把握しているか 補助事業計画の有効性 補助事業計画は具体的で、当該小規模事業者にとって実現可能性が高いものとなっているか地道な販路開拓を目指すものとして、補助事業計画は、経営計画の今後の方針・目標を達成するために必要かつ有効なものか補助事業計画に小規模事業者ならではの創意工夫の特徴があるか補助事業計画には、ITを有効に活用する取り組みが見られるか 今後の経営方針などの適切性 経営方針・目標と今後のプランは、自社の強みを踏まえているか経営方針・目標と今後のプランは、対象とする市場(商圏)の特性を踏まえているか 積算の透明性・適切性 事業費の計上・積算が正確・明確で、事業実施に必要なものとなっているか 審査基準への対応 経営分析について自社の強みを、補助金を活かして活用していく必要があります。強みだけでなく、自社の弱みや、他社の強み・取り組みなどを丁寧に分析し、『自社がどうあるべきか』について、丁寧に記述するようにします。補助事業計画の有効性について審査基準のポイントは、『実現可能性』『必要性』『有効性』『創意工夫』『ITの有効活用』です。 なぜそれに取り組むのか、どうしてその効果は実現するのかなど、丁寧に記述します。今後の経営方針について『自社の強み』『市場(商圏)の特性』が、しっかり把握されていなければなりません。商圏の中で生き残るために何をすべきなのか。自社の強み・弱み・競争環境を丁寧に書き、進むべき道をあぶりだして記述します。積算の透明性・適切性について例えば、100万円使って、それを回収するのに10年かかるのであれば、補助金を出す意味がありません。補助金を活用する場合とそうでない場合の、費用対効果の違いや、実施スケジュールなどを、根拠も含めて丁寧に記述します。