実績報告の必須事項が知りたい

はじめに

補助金の実績報告は、どんな安い補助金でも大変です。その点、『ものづくり補助金』は、高額補助金ですから、『小規模事業者持続化補助金』なんかより、遥かに大変です。
でも、返済不要で高額のお金をもらうんですから、それぐらい大変でも、当然と言えば当然なんですけどね…。どういうところが大変なのか、見てみましょう。
注意
本記事は16次締切用の『補助事業の手引き』よりご案内致します。必ずご自身の補助事業の手引きでご確認ください。

①取得物への記載が大変

本補助金で購入・制作したものには、上記のような記載を行う必要があります。『機械装置・システム構築費』の他に、以下のような費目で、上記のような指定があります。
  • 原材料費
  • 外注費
  • 広告宣伝・販売促進費(グローバル市場開拓枠のうち②海外市場開拓のみ対象)
このようなことは、『補助事業の手引き』を知らないまま実施してしまうと、後からやり直せない場合もあるでしょう。その場合はもちろん、補助対象外になってしまいますから、注意しなければなりません。

②証拠書類の整理が大変

以下は、『事業再構築補助金』の『補助事業の手引き』に記載のある、整理の仕方です。ものづくり補助金の『補助事業の手引き』では、文字でしか記載されておりません。ただ、整理の仕方としては似たようなものなので、ご紹介しておきます。

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これは、どんなに補助金に慣れても、何回支給を受けても、毎度毎度、面倒なんですよね…。書類を揃えるだけでも大変なのに、それを完璧に整理しなければならない。楽なはずがありません。
ついでに、ちょっと何かあるだけで、差戻しになってしまう。ちょっとミスがあると、最悪の場合、支給対象外になってしまう。本当に疲れる、なるべくやりたくない作業です。

さいごに

実績報告の大変さは、これだけではありませんが、代表的な2つをご紹介しました。残念ながら、書類を揃えるのも、内容をチェックするのも、実際に実施した事業者にしかできないものです。
しかし、「お金をもらう」プロセスで、楽なことがあるはずはありません。ぜひ、頑張ってみてください。
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