はじめに
小規模事業者持続化補助金で、必ず面談を受けることになる、商工会議所と商工会。名前はそっくりですが、全く異なる組織です。
何が違うの?
組織としての作りが異なります。以下は、正確な説明ではありませんが、イメージして頂きやすいと思いますので、誤解を恐れず説明します。
『商工会議所』は、行政庁のような団体です。全国で1つの組織があり、その支部が全国に散らばっています。一方の『商工会』は、村のような組織です。個々にバラバラの組織があり、バラバラになりすぎないように、『全国商工会連合会』という組織が統括しています。
各書類をもらうのは、どっちでもOK?
『小規模事業者持続化補助金』の『様式4』が、『商工会議所』でもらうことをお勧めします。『商工会』の担当者の場合、時々、申請と関係のない指導をしてくる人が少なくない印象です。そういう意味では、『商工会議所』の職員は、ある程度、同じようなルールで仕事をしています。
その他の書類は、近場の所で相談するのが、まずは楽でしょう。商工会議所/商工会というよりは、担当者の力量による差が大きいです。
ただし、注意点としては、銀行融資と違って、『親身になってくれる方であれば問題ない』というものではありません。単に、「自所のサービスを押し売りしたいだけなんじゃないか」と思うような担当者も時々いますので、『補助金の採択に向けて親身』なのか、しっかり判断する必要があります。
願うことは、良い担当者に当たること。こればかりは、運でしかありません。