補助金計画書の作り方 2020.07.032023.02.12 補助金計画書の作り方 公式の『記載例』持続化記載例_20200327上のファイルは公表されている『記載例』ですが、あくまで例でしかありません。本補助金のリリースから時間がたち、多くの小規模事業者が、2回目・3回目の申請にチャレンジしています。『記載例』のような内容の計画では、現実には通りづらくなっていると考えられます。公表されている審査基準を満たすように、じっくり練って書かなければなりません。 補助金計画書の審査基準一般審査基準基本事項必要な提出資料がすべて提出されていること「2.補助対象者」(P.48~50)・「3.補助対象事業」(P.51~53)の要件に合致すること補助事業を遂行するために必要な能力を有すること小規模事業者が主体的に活動し、その技術やノウハウ等を基にした取組であること減点事項小規模持続化補助金は、毎年申請できます。運が良ければ、毎年もらうことも可能です。ただし、同じ内容の計画では採択されません。また、過去に採択があった会社には、採点時に減点があります。減点をはねのけるだけの企画をしなければなりません。加点審査基準◆自社の経営状況分析の妥当性自社の製品・サービスや自社の強みを適切に把握している◆補助事業計画の有効性補助事業計画は具体的で、当該小規模事業者にとって実現可能性が高いものとなっているか地道な販路開拓を目指すものとして、補助事業計画は、経営計画の今後の方針・目標を達成するために必要かつ有効なものか補助事業計画に小規模事業者ならではの創意工夫の特徴があるか補助事業計画には、ITを有効に活用する取り組みが見られるか◆経営方針・目標と今後のプランの適切性経営方針・目標と今後のプランは、自社の強みを踏まえているか経営方針・目標と今後のプランは、対象とする市場(商圏)の特性を踏まえているか◆積算の透明・適切性事業費の計上・積算が正確・明確で、事業実施に必要なものとなっているか 計画書に書くべき内容経営計画書1.企業概要今回申請する事業の全体像や、立地、従業員の勤務状況などを記載します。売れ筋3商材や、年間・週間の売り上げ状況、顧客の傾向などを記載します。現在の経営課題を記載します。2.顧客ニーズと市場の動向現在の市場の全体像と、所属しているエリアなどにおけるポジショニング・集客のトレンドなどを記載します。現在の競合やベンチマーク企業の状況を記載します。どういう取り組みが望ましいか記載します。3.商品・サービスの強み商品・サービスの特徴を2~3つ記載します。強みをどのように活かすのが良さそうか記載します。4.経営方針・目標と今後のプランこれまでの売上・経営の概況と中長期の目標を記載します。取り組みの方針や市場へのアプローチを記載します。補助事業計画書2.販路開拓等の取組内容ウェブ集客の方針について記載します。エリアマーケティング(新聞折込・ポスティング)なども盛り込みます。その他、ノベルティによる集客促進などについて盛り込みます。4.補助事業の効果現在の市場の全体像と、所属しているエリアなどにおけるポジショニング・集客のトレンドなどを記載します。現在の競合やベンチマーク企業の状況を記載します。どういう取り組みが望ましいか記載します。